縁起をかつぐパワースポットにようこそ~

今回は、富山県上市町の大岩山日石寺で六本滝と岩に彫られた不動明王を見に行ってきました。

週末恒例【チャネラーの妻と何も感じない僕の神社ツアー】今回の目的地は富山県上市町の大岩山日石寺です。

大岩山日石寺へは、初めての参拝です。いつもながら、初めての参拝はワクワクします。

高速で立山インターを降りれば、20分ぐらいで到着できます。

大岩山日石寺に着く途中に、「村社 神明社」を見かけ、参拝してきました。

入りには、大きな石(さざれ石?)が鳥居の前に置かれてあります。

本殿に参拝を終え、本殿の後ろに構える、お社にも参拝してきました。

チャネラーの妻が参拝すると、心地良い風が吹いてきました。

そういう不思議なことはよく起こります

こちらの御神体は、後ろに構える御神木か山でしょうか?

神明社をあとにして、今回の目的地、大岩山日石寺に到着しました。

富山県上市町 大岩山日石寺

大岩山日石寺の入り口に、「大岩山四国八十八箇所お砂踏み霊場」と書かれた立ち看板があります。
看板には下記が書かれております。
・先祖供養、祈願成就を願ってご参拝ください。
・巡回コースは、約1時間ほどです。
・納札を購入して巡回して下さい。

「手水舎(てみずや)」の横には、メグスリノキお茶が置いてありました。

飲んでみたメグスリノキのお茶は、薬草のようなお茶でした。

不動明王磨崖仏

不動明王磨崖仏は、一つの大きな岩で出来ています。

1300年の歴史があります

保存状態も大変すばらしく、大きさは約3.5mもあります。

大岩山日石寺は、725年に行基が一夜で不動明王を彫り上げたのが始まりと伝わる真言密宗大本山。

江戸時代の初め加賀藩前田家の祈願所となり、昭和に入り磨崖仏が国指定の「史跡」と「重要文化財」に指定される。

古代から現在に至るまで多くの人の祈りの場、修行の場となっています。

大岩山日石寺では、年間を通して六本滝での滝行で心身を清めることができます。

また、大岩不動明王を写し描く「写仏」は、年齢や国籍宗教を問わず心傾けることができる精神修行。

・大きな目がカッと見開いて、私たちを見て下さっています。天と地をご覧になっているお姿です。

不動明王御霊水

大岩山日石寺の藤水(ふじみず)、由来

古くから目の病気に効くとされ、眼病が治ったと言う話も数多く伝えられている藤水。
近年の調査により眼科で洗顔に用いられるホウ酸分が含まれていることがわかり、その力が科学的には証明されています。

この藤水(大岩山日石寺不動明王御霊水)は、越中旧事記に元禄15年7月27日、
越後ねち谷と云う処の盲目なる百姓の方大岩山に籠(こも)り居り、霊夢(れいむ)に此山の滝の脇に藤の木あり、
その根より水出づべしとお告げがあり、参詣の人に助けられ「藤の水」を求む、心肝に命じて洗いければ忽(たちま)ち眼ひらき山を下るときは杖をとらずとなり。

又、近世に至りこの藤水で数多くの後利益や不動明王の霊験が報告されています。

大岩山日石寺の六本滝

六本滝の事

日石寺の六本滝の高さは、およそ5.5mあります。

明治元年建設、高さ18尺、6基の龍頭より流れ出る水は立山の麓より湧き出ています。

この滝にうたれると言うことは灌頂(カンチョウ)を受ける(佛様とのご縁を結ぶ)事であり人間の
六根(眼根、耳根、鼻根、舌根、身根、意根)を清浄にし、
三世諸佛に帰依奉り明王の大慈悲の法水を受け一切衆は生の六欲根本煩悩を断ずる事にある。

元来瀧行は千巌渓にて行われていましたが、修行者の安全を確保するために明治元年に境内内に建設されました。

六基の龍頭は人間国宝の須賀松園の作。

本日の大岩山日石寺の六本滝は、天気が良かったのできれいな虹が見られました。

私が日石寺に行った4月11日で、今年の六本滝の修行者数は、380人を超えていました。

まだまだ寒いのに、たくさんの修行者がいるもんだ。と感心させられました。

君が代の石

日石寺の本堂の前に、君が代の石があります。

とても大きな石(さざれ石)です。

高さは2m以上はあるかと思います。

大岩地方で多くみられるさざれ石(小さな石、小石がかたまり)巌となったものです。

「君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
いわとおなりて
こけのむすまで」

大岩山日石寺三重塔と夫婦岩

日石寺 三重塔

富山県日石寺の三重塔は、上市町指定文化財です。

規模
4.38m×4.38m 高さ約15m

県内で最も古い木造の三重塔で江戸時代後期の作である。
初重に四天柱と呼ばれる柱があり、中央の心柱が一重床まで伸びていることなど、工作技法には古色が見られるが、
側柱が内部で伸びて真桁を支える工法は近世の工作技法の発展を示しています。
まわりに壁が無く中が丸見えであることは建造時の財政難で省略したためと考えられるが、
現在ではこれがこの塔の特徴であり、近世の社寺建築を知る上で貴重な資料となっています。

少し残念なのは、誰が書いたのか、三重塔の柱には、たくさんの落書きがありました。
中には、彫った落書きもありとても心が痛かったです。

日石寺 夫婦岩

夫婦岩の鳥居の前には、不動明王が彫られた石がありますよ。

大岩山金比羅宮

文政5年(江戸中期)に大岩山全国信徒の家運繁栄と寺門興隆のため、遠く讃岐金比羅宮より当山第11世如龍和正(文化7年〜天保3年)が御神体札をお受けになられたのが草創です。

金比羅様は天笠の鬼神で蛇形尾に宝玉を蔵し、薬師12神將の1つとして人生の航海の安全、財宝商売繁盛、海の安全の神として尊宗されるものである。

妻は神様からメッセージを受けることができます

アクセス

大岩山日石寺

住所
〒930-0463
富山県中新川郡上市町大岩163

電話番号
076-472-2301

事務所
076-472-4950

上市町観光協会
076-472-1515

高速道路を利用すれば、立山ICを下車すれば約10〜15分で上市町に入ることができます。