高瀬神社は、富山県南砺市に鎮座する越中一宮として信奉を集める神社です。高瀬神社の「因幡の白うさぎ」の神話をご存じですか?
大国様とつながりが深い「うさぎ」。
この「うさぎ年」にお参りすると、更なる願いがかなうといわれています。

「神社に行こう」にようこそ。

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

高次の視点をもって3次元を生きる。

当ブログは、パワースポットや神社仏閣を参拝し応援するサイトです。

今回の縁起をかつぐパワースポットは、富山県南砺市にある越中一宮、高瀬神社へ参拝に行ってきました。

高瀬神社|富山県越中一宮

高瀬神社は、富山県南砺市高瀬にある神社で、越中国一宮として知られています。

主祭神は大国主命(大己貴命)で、福の神・縁結びの神・国土開拓・農耕・医薬医療の神として信仰されています。

配祀されている神は天活玉命(無病息災・延命長寿の神)と五十猛命(農林殖産・交通安全・厄除・病気平癒の神)です。

末社には神明宮、風宮、稲荷社、天満宮、功霊殿などがあります。

高瀬神社の創建は古く、景行天皇11年(紀元前97年)とも伝えられ、社伝によると、大国主命は出雲から越中に渡り、悪神を平定し国土を開拓した後、自らの御魂をも鎮めて出雲に帰ったとされます。

朝廷からの崇敬も厚く、天武天皇から清和天皇までに従五位から正一位まで累進しました。

また、戦国時代には社頭荒廃しましたが、前田藩主の崇敬を受けて復興しました。

明治6年に県社に列せられ、大正12年に国幣小社に昇格しました。

大正13年には摂政宮の御使が参向し、大正14年には皇后陛下より「神ながらの道」を奉献され、昭和3年の御大典、昭和16年の宣戦、昭和20年の終戦には勅使が参向しました。

現在は神社本庁の別表神社として崇敬を集めています。

1200年前の栗の木

高瀬神社の手水舎は、伊勢神宮の表参道にあったのを再建されたものです。

手水舎の水中には1200年前の栗の木の建物の柱の一部が保存されています。

この水中の木は、国指定史跡となった高瀬遺跡(今から約1200年前の役所跡)から発掘された建物の柱です。

大きな栗の材料を四分の一に割った根元部分です。

乾燥させると崩れるので水につけて保存されてるそうです。

大国主命

大国主命(おおくにぬしのみこと)は、日本神話に登場する神で、国津神の代表的な神です。出雲大社の祭神で、国造りや縁結びの神として知られています。

大国主命は、素戔嗚尊の子孫で、天之冬衣神と刺国若比売の子として生まれました。多くの兄弟や妻や子供がおり、180柱以上の子孫をもうけました。

大国主命は、須佐之男命の娘である須勢理毘売命と結婚した後、事代主神や建御名方神とともに葦原中国(日本)の国作りを行いました。また、因幡の白兎を助けたことで有名です。

大国主命は、天照大御神から国譲りを求められたとき、最初は拒否しましたが、天津神との交渉の末に幽冥界の主となりました。その際に、自分が建てた出雲大社を修復してほしいと要求しました。

大国主命は、様々な別名や別称を持っています。例えば、大穴牟遅神、八千矛神、葦原醜男、杵築大神などです。また、大物主神や大黒天と同一視されることもあります。

因幡の白兎

因幡の白兎とは、日本神話に登場するウサギのことで、またそのウサギが主人公の物語のことです。 この物語は、大国主神おおくにぬしのかみが出雲国いずものくにを手に入れるまでの経緯を説明する一連の話の一部です。

物語のあらすじ

–  大国主神は八十神やそがみというたくさんの兄弟神たちと一緒に、因幡国いなばのくにに住む美しい姫・八上比売やかみひめに求婚するために旅立ちます。

–  途中、毛を剥ぎ取られて苦しんでいる白兎を見つけます。

–  兄弟神たちは白兎に意地悪をして、海水を浴びて風に当たると治ると嘘をつきます。

–  白兎はそれを信じて海水を浴びますが、逆効果で皮膚がヒビだらけになります。

–  後から来た大国主神は白兎に優しく声をかけて、川の水で体を洗い、蒲がまの花粉を体に着けると良いと教えます。

–  白兎はそれを実行すると、毛が生えて元通りになります。

–  白兎は自分がどうして毛を剥ぎ取られたかを大国主神に話します。

–  白兎は隠岐島おきのしまから因幡国へ渡ろうとしたが、海を渡れなかったのでワニ(サメ)を騙して渡ろうとしました。

–  白兎はワニたちに自分の仲間とどっちが多いか競争しようと持ちかけて、ワニたちが一列に並んだらその上を走って渡りました。

–  しかし、気多岬きださきに着いた時に白兎は騙したことを言ってしまい、ワニたちに怒られて毛を剥ぎ取られました。

–  その後、八十神たちに海水を浴びるように教えられましたが、それが嘘で余計に苦しみました。

–  最後に現れた大国主神に助けられて、川の水で体を洗い、蒲の穂の花粉をつけると、皮膚は元通りになりました。

–  このウサギは、大国主神に八上比売という姫を得ることができると予言しました。

 

この物語から得られる教訓は、人(ウサギ)を騙したり嘘をついたりすると悪い結果になるということです。また、人(ウサギ)を助けることで恩返しや恵みを受けることもあります。

この物語の後に続く話では、大国主神は因幡国に到着すると、八上比売姫から選ばれて結婚します。

そして出雲国で様々な冒険や試練を乗り越えて、最終的に出雲国の支配者となります。

高瀬神社のどこかに大黒様が!

富山県南砺市の高瀬神社の境内のどこかに大黒様を見つけました!

みなさんも見つけることが出来るでしょうか?

こちらの大黒様は以外と小さいですよ。

ぜひ見つけてください。

越中一宮 高瀬神社へのアクセス

〒932-0252 富山県南砺市高瀬291
TEL:0763-82-0932